モートン


モートン病とは


 現代女性の3人に2人の割合で外反母趾・指上げ足(浮き指)などの異常が診られるが、最近では、子どもや男性にも多数見受けられます。この足裏の異常に伴って、原因がはっきりしない体の痛みや不調が引き起こされており、モートン病もそういった症状の原因となる、足裏の異常のひとつなのです。
 足裏の異常は身体に歪みを起こし、原因のはっきりしない、ひざ・腰・首の痛みや、頭痛・肩こり・めまい・不眠・胃腸障害・便秘などの自律神経失調症状や「うつ状態」まで引き起こしています。主に中年以降の女性で、第4指の付け根に痛みやしびれ感が起こったら、モートン病と考え、このページを参考にしながらまずは専門医の指示を受けてください。
 モートン病は治りにくいので、正しい知識が必要です。自分の足の痛みについては自分が一番の名医になる、という考え方を最初にもってください。その前提として
(1)モートン病を起こす人と、起こさない人との差を知ること
(2)原因と治療法をよく知ったうえで、自分で治すという「セルフリメディ」の考え方を知ること
これが必要なのです。これを「セカンド療法」と呼んでいます。そして足りないところを専門医にお願いするのです。


笠原先生の解説:モートン病には3種類あった!

この解説動画ではタイプA→C→Bの順に説明しています。

モートン病とは、ウィーンのMORTON医師によって報告されたのが始まりです。このMORTON医師の名にちなんで”モートン病”と名付けられたと言われています。
モートン病は中年以降の女性に多く発症します。整形外科でモートン病と診断され、後日当院へ転療してきた患者さんの状態を調査すると、以下のA・B・Cの3つのタイプに分かれますが、この3つのタイプをまとめてモートン病と診断されていることが分かります。

  • 1.Aのタイプは、神経腫が原因となるモートン病
  • 2.Bのタイプは、中足骨骨頭部の変形(骨端症)が原因となるモートン病
  • 3.Cのタイプは、足へバーデンが原因となるモートン病。骨の変形(骨端症)が起こりやすいという特徴がある

※モートン病と診断された患者さんの中で圧倒的に多いのが、Cタイプの足へバーデンが痛みの原因になっているもので約80%の割合で見られます。
あとはAタイプ約10%、Bタイプ約10%ずつとなります。


Aタイプの神経腫(神経のこぶ:NEUROMA)が原因になっているものは、全体の10%程でかなり少ないのが現状です。本来、モートン病はこの1番目の神経腫が原因になっているものを指しますが、この神経腫が小さい場合はMRI画像で確認できませんが、いずれも症状が似ているので、まとめてモートン病と診断しているようです。
Aタイプの神経腫が原因となるモートン病は、かなり治りが悪く、保存的療法では2~3年を要することがあるので、保存的療法より外科的手術が必要です。


また、BタイプとCタイプは適切な施術行うと、2~3か月くらいでよくなり、かなり早く改善します。ここに保存的療法の価値があるのです。
「重力とのバランス医学」過労性構造体医学では、このような3つのタイプに分類し、医療現場の実態に沿った症状に基づき『重力とのバランス療法(セカンド療法)』を施しています。まずは、自分がどのタイプのモートン病なのかを知り、それに合った早めの施術が必要なことは、言うまでもありません。
ここからはAタイプ、Bタイプ、Cタイプそれぞれのモートン病について詳しく説明しましょう。


笠原先生の解説:モートン病の見分け方

この解説動画ではタイプA→C→Bの順に説明しています。

タイプ タイプA
一般的なモートン
タイプB
中足骨骨頭部の変形(骨端症)が原因のモートン
タイプC
【カサハラモートン】
足ヘバーデンが原因となるモートン
痛み 第3趾と4趾の付け根が痛む。歩き始めに痛く、チクチク、ビリッとした痛み。 歩き始めにズキーンとした痛みや、中にトゲが刺さったような感覚。歩き始めから徐々に痛みがひどくなる 歩き始めにズキーンとした痛み、チクチクした強い痛み。歩くのが怖いと感じる。
判断法 足を横方向から挟むように強く押圧、締めると限局性の痛み MRIやX線には写らない。第4趾の付け根、中足骨骨頭部だけの限局性圧痛。上下から手で強くつまんだ時に痛む。Aタイプのように横から挟んでも痛みは無い。 ヘバーデンの有無を確認。第3趾や4趾の骨頭部(足指の付け根)を上下から指で強く圧迫すると限局性の痛み。
骨の肥厚(太くなっている状態)が確認できる。
痛みの無い側の足と比較すると分かりやすい。
原因 外反母趾、浮き指、ハイアーチで足裏の指の付け根が「舟底状の逆アーチ」になり、第3趾・4趾を地面に打ち付けているため。主に神経腫が痛みの原因。 外反母趾や浮き指による足指の力不足が原因で第3~4趾に荷重(重力の負担)が集中し、第4趾中足骨骨頭部の骨を破壊・変形性ひざ関節症(骨端症)したため。 ヘバーデンの進行による外反母趾・浮き指が原因で足裏の指の付け根が「舟底状の逆アーチ」になり、第3趾・4趾を地面に打ち付けているため。軟骨の破壊や変形が進行しやすい。
改善法 外科的手術による方法が有効で3週間ほどで改善するが、保全的療法ならば本サイトで紹介しているテーピング法とサラシ固定により、6ヶ月~1年。進行していると1年半以上を要する。 本サイトで紹介しているテーピング法とサラシ固定により、初期なら2~3ヶ月。進行していると6ヶ月前後を要する。 本サイトで紹介しているテーピング法とサラシ固定により、初期なら5~6ヶ月。進行していると1年前後を要する。
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