【正しく判断する】あなたの足の痛みや悩みはどれですか?
足の痛みには、痛むところがはっきりしない場合があります。『だいたいこの辺り…』というようなことではいけません。
自分の足については自分が名医になるというような考えが大事なのです。
足の痛みで悩んでいる人は、次の3つのポイントを実行してください。
①まず、どこが痛いのか痛むところを図表で確実に特定する
②次に、原因とそのメカニズムをはっきりと特定する
③最後に、本文中の症状に合った根本治療を特定する
本サイトの中には「フットケア学」の一部として様々な足の痛みに対し隠れている本当の原因とその治療法が詳しく書かれていますので、ぜひ参考にして下さい。1日も早い改善を心よりお祈りしています。
【足の痛み①】モートン病
本来は神経が圧迫され、炎症を繰り返し神経が肥大した為、歩行時、主に第3~4趾内が強く圧迫され“チックチック”したり“ビリーッ!”とした痛みがある。限局性圧痛は少なく、横方向から強く圧迫したり締めると第3趾や第4趾に神経の痛みやビリビリした放散痛があるのが特徴。
原因
外反母趾や浮き指、ハイアーチの人で足裏の指の付け根が「舟底状の逆アーチ」になっていて、第3趾と第4趾を地面に打ち付けた為
ひどくなると裸足で床の上を歩いても痛む。
第3のパターンは外反母趾や浮き指で足指に力が入らず足先が浮いてくっついている為、足裏の指の付け根(横アーチ)部分が逆アーチの舟底状態になっている人に多発。第3~4趾の付け根を強くつまむと激痛がするのが特徴。
原因
外反母趾や浮き指などによる足指の力不足が原因となり、第3~4趾に荷重(重力による負担)が集中したため
リウマチはすぐ分かるのですが、殆ど知られていないのが「足ヘバーデンによるモートン病」です。
(通称;カサハラモートンと名付けている)
足ヘバーデンはひどい外反母趾になったり、中足骨骨頭部の変形や足裏バランスも悪くなります。
足の裏は舟底状となり、歩くとき第3趾や4趾の付け根を地面に打ち付けて変形させてしまいます。
変形して肥厚した骨が周囲の神経や組織を圧迫することでズキンとした痛みやビリビリ・チクチクした痛みが現れます。
第3趾や4趾の骨頭部を上下から指で強く圧迫すると限局性の疼痛があるのですぐ分かります。
原因
足ヘバーデンによるひどい外反母趾と共に第3趾や4趾中足骨骨頭部の骨が肥厚したこの部分を地面に打ち付けたために起こったヘバーデンによるモートン病(通称;カサハラモートンと名付けている)
足へバーデン
足リウマチ
足へバーデン・足リウマチがモートン病を引き起こすメカニズム
中足関節亜急性捻挫として正しい治療をすると3~6ヶ月で治癒に至る。しかし何年もこじらせた場合は1年前後を要する。
①痛みがある場合のテーピング法を行う
痛みがある場合のテーピング療法
③靴の中には人工筋肉素材の免震インソールを使用し、歩行時の過剰な衝撃を吸収無害化する
⑤自分で治す場合は外反母趾の本のテーピング法を参照
②足関節にサラシ包帯を巻き、中足骨骨頭部に繰り返される重力の負担(負荷重)を軽減する
足関節サラシ
無重力療法
④固定で治す理論を知る。
負担度より安静度が上回る固定をして「過剰仮骨の吸収と、付加骨の添加」を促す。
これらの内容は医師の治療を受ける機会を奪うものではありません。
医師の判断を優先され、あくまでセカンド療法の参考として下さい
様々な足のトラブルに対し、亜急性捻挫・挫傷・骨折・脱臼・打撲・未病と判断した場合のみ施術を行っています。
①痛みがある場合のテーピング法を行う
痛みがある場合のテーピング療法
②足関節にサラシ包帯を巻き、中足骨骨頭部に繰り返される重力の負担(負荷重)を軽減する
足関節サラシ
無重力療法
③靴の中には人工筋肉素材の免震インソールを使用し、歩行時の過剰な衝撃を吸収無害化する
④固定で治す理論を知る。
負担度より安静度が上回る固定をして「過剰仮骨の吸収と、付加骨の添加」を促す。
⑤自分で治す場合は外反母趾の本のテーピング法を参照
これらの内容は医師の治療を受ける機会を奪うものではありません。
医師の判断を優先され、あくまでセカンド療法の参考として下さい
様々な足のトラブルに対し、亜急性捻挫・挫傷・骨折・脱臼・打撲・未病と判断した場合のみ施術を行っています。
【足の痛み②】かかとの痛み
かかとの痛みは次の5つのパターンがあります。まず、どれに当てはまるかを判断してから次に治療法を試してください。
①アキレス腱の痛み
浮き指が原因。スポーツや急に長時間歩いた後、アキレス腱の中間付近の一部が腫れて痛む。足関節(足首)を背屈させると痛みが増すのが特徴
これも浮き指が原因。ふくらはぎ(下腿三頭筋)が常に緊張していて、慢性的にアキレス腱を引っ張ってしまうため、その付着部が炎症を起こし、かかとの痛みや骨の出っ張りが起こる。
上記Bの原因に、窮屈な靴を履いたことにより、靴とかかとがこすれ滑液包が溜まり炎症を起こす。
②踵骨骨底棘
③足底筋膜炎(足底腱膜炎)
浮き指による「指上げ歩き」が原因。足先全体が大きく反ってしまうため、足底筋群が引っ張られて、その付着部に炎症が起こる。同様にハイアーチ足や偏平足傾向の人に多く見られる。
④坐骨神経の緊張による、かかとの痛み
浮き指による「指上げ歩き」が原因。足先全体が大きく反ってしまうため、足底筋群が引っ張られて、その付着部に炎症が起こる。同様にハイアーチ足や偏平足傾向の人に多く見られる
⑤踵骨骨端炎
「浮き指」による指上げ歩きは、ふくらはぎやアキレス腱を強く緊張させ、更に踵を強く打ちつけ過ぎてしまうのです。これはスポーツをする子どもにも多く起こります。子どもの踵の骨の後ろ側には(軟骨でできた骨端核(骨を成長させる部分)があり、この柔らかい部分がスポーツによって繰り返し引っ張られてしまいます
【足の痛み④】足ヘバーデン(カサハラ外反結節)
通常の外反母趾と足ヘバーデンによる外反母趾は全く別の症状なので、治療法も異なる。
これを区別していないから治せず悪化させているのが現状。
ヘバーデン結節とは…一般的には手の爪のすぐ下「第一関節」に変形が起こり、骨が太くなったり、曲がったりする症状です。しかし実際には足に起こる場合や、手と足に同時に起こる場合もあります。
「足ヘバーデン」は30代位からの女性に見られ、40~60歳の女性では30人に1人位の割合で見られます。
そして中高年のひどい外反母趾の実に半数以上でこの「足ヘバーデン」が見られます。
■ 足ヘバーデンの特徴
【足の痛み⑤】足関節リウマチ
足のリウマチはひどい外反母趾になる
足のリウマチは関節が大きく崩れ足の指も著しく変形して、ひどい外反母趾となる。
最初は足関節の腫れや中足関節の腫れが起こる。
この時期に治療しないと取り返しがつかなくなる。
発症した最初の一年間に関節破壊が急速に進むので、できれば早めに足裏のバランスを整える治療が必要。
■固定療法の大きなメリット
最初にリウマチの腫れが起こった初期。この時この重要な初期の段階で足裏のバランスを整える治療しておくと変形を最小限に食い止めることができる。
「変形を最小限に食い止められる」ということはその後の人生、つまり予後がとても良好になる。
誤解の無いように最初に言っておきます。
医師の診断や治療を最優先したうえで、セカンド療法として同時に足裏のバランスを整える治療法を提案しています。
リウマチの方の足の特徴として、「足指の変形とタコがひどい」ということがあげられる
【足の痛み⑥】スポーツ障害
■決して使いすぎだけではない!スポーツ障害の先入観を正す!
「負傷の瞬間がはっきりしている新鮮なスポーツ障害」は全体的に見ると20%でしかないのである。
残りの80%は「負傷の瞬間が特定できない」亜急性のスポーツ障害である。
つまり原因がはっきりしない亜急性の捻挫や、疲労骨折なのだ。
このことから分かるように日々の練習中に損傷しないようにすることの重要性を知ることである。
同じ年齢、同じ種目、同じような体型、同じ運動量にも関わらず、同じ条件下でスポーツ障害を起こす人と起こさない人とに分かれる。この差は足裏の不安定にあるのだ。
外反母趾や浮き指(指上げ足)、扁平足があると3つの足裏の不安定によりスポーツ障害が発生する。
① バランス機能の低下 足と体に歪みが起こってしまう
② 免震機能の低下 かかとから受けた過剰な衝撃とねじれが、上部の歪んだところへ「介達外力」として伝わる
③ 運動機能の低下 踏ん張り力の衰えた足でスポーツをすることにより①②を多く反復させ、スポーツ障害が発生する
■スポーツにおける「足の痛み」の種類
(1)第1・第2中足骨間部の痛み
中学生になり、急に走る量が増え、浮き指や外反母趾により踏ん張る力が弱い所へ、つま先に重心が集中し すぎたため、第1第2中足骨間が無理やり広がりすぎて炎症を起こしたことが原因。 最初は足裏のしびれ感を訴えるのが特徴。
(2)第5中足骨基部の痛み
足の外側、踵と小指の中間部が痛む症状。足をひねった時、体重がこの部分に集中して痛みや骨折を起こす。 また、浮き指や外反母趾、扁平足で足の踏ん張り力が低下している人は親指からの負担が、この第5中足骨基 部に繰り返され反復する。
(3)舟状骨部の痛み(足内側の痛み)
足の内側、内くるぶしの少し前側の出っ張った骨(舟状骨)を下から上方に押し上げると激痛がする。 浮き指や外反母趾で親指の踏ん張り力が低下している事が原因となり、この舟状骨に重力の負担が集中する 為、痛みと共に骨が出っ張り、ひどい場合は舟状骨疲労骨折を起こしていることが多い。
(4)足関節の痛み(足関節捻挫)
外くるぶし周辺に腫れと痛みがある症状でスポーツ中のケガで最も多い。 浮き指や外反母趾で普段から足首にねじれのストレスによる疲労が蓄積している為、ちょっとした動きで捻挫をしやすい。
(5)甲側部(足背部)の痛み
午前中は痛みも腫れも少ないが、午後から痛みと腫れが増してくる症状。 浮き指、外反母趾があると親指の踏ん張り力が低下する為歩く時や走る時、中足関節に重力の負担が繰り返され疲労骨折を起こす。
(6)足底部の痛み(足底筋膜炎・足底腱膜炎)
足裏の踵近くが痛く、特に歩き始めに強く痛み、午後になって温まると痛みが和らぐ症状。 浮き指やハイアーチの人、外反母趾や扁平足の人は構造上、足底腱膜により重力の負担が集中することが原因。
(7)かかとの痛み(踵骨骨端炎)
7才から14才位までの思春期の少年に多く見られ、歩く度に踵の骨(踵骨部)に痛みがある。 かかとの骨を強くつまむと激痛がする症状。浮き指があると重心がかかとに片寄るため、スポーツでこの 踵骨を過剰に打ち付けることによる、踵骨骨端部の炎症や疲労骨折である。
(8)アキレス腱の痛み
常時圧迫されるような痛みがあり、触診すると腫れていたり、切れているのが分かる。 アキレス腱の損傷は浮き指や外反母趾により重心が踵に片寄り、踵からの過剰な衝撃が腰部に損傷を起こし、常に坐骨神経が緊張状態にある人に集中し起こるのが特徴。
(9)すねの内側下部の痛み(過労性骨膜炎)
スポーツをする少年に多く発生。走ると痛みがあり、直圧痛が著しいのが特徴。 浮き指や外反母趾があると、足先が外方向へ必要以上に流れる「ねじれ歩行」によりすねの内側下1/3部に疲労が蓄積したことが原因。
(10)すねの外側上部の痛み(シンスプリント)
浮き指や外反母趾によりスポーツ時にねじれのストレスがこの部分に繰り返されたことが原因。
(11)肉ばなれ(ハムストリングス筋断裂)
ももの後ろの筋肉やふくらはぎの筋肉が、急激に収縮して切れる損傷を「肉ばなれ」という。 激しい痛みと共に歩行痛が著しいのが特徴。 浮き指や外反母趾があると坐骨神経が緊張し、常に下腿部が疲労状態にある。この疲労状態にある筋肉に急激な負荷がプラスされて発症する。
(12)ひざの痛み(オスグッドシュラッター氏病)
中学生くらいの少年に多く、お皿(膝蓋骨)の下の出っ張ったところ(脛骨粗面)を押すと強い痛みが ある。 浮き指や外反母趾で足裏が不安定になり、これをももの筋肉(大腿四頭筋)で補うため、筋肉が疲労して脛骨粗面を引っ張り続け、はくり骨折に近い状態になっている。
(13)股の痛み(恥骨結合炎)
恥骨の左右の継ぎ目がこすれて炎症し、股の付け根や下腹部が痛む症状。 サッカーや陸上、ハードル、ラグビー、体操などで見られる。 浮き指や外反母趾で足裏が不安定になり、この不安定さを骨盤が補い恥骨結合部に歪み(ズレ)が起こり、こすれて炎症が起こる。
少年・少女の疲労骨折は、骨がまだ成長途上で固くなっていないため、骨がもろい。また骨より筋肉の 収縮力の方が強い場合はその付着部がむりやり引っ張られたり、剥がされてしまう。 更に反復されると「裂離(れつり)」「剥離(はくり)」「骨折」を起こす。
?例)骨盤裂離骨折・・・坐骨とももの裏側が緊張し痛む
どんな足の痛みにも対応できる!カサハラ式治療法
①【共通】自分でテーピングするか、またはテーピングの機能が編み込んである3本指テーピング靴下を使用
②【変形初期】初期の痛みを自分で簡単に治す場合は包帯と、テーピング靴下の併用で専門家の治療の70%程度の効果を期待できる
③【変形中期】変形た進行する前に、簡単に自分で治す場合はテーピング靴下と、指間パッド付きWサポーターを併用
④【変形後期】ひどい変形や、ひどい痛みの有る場合はテーピング靴下と筒型Wサポーターを併用
⑤変形や痛みがひどく、専門家の治療を受ける場合
①固定しても普通に歩ける
②筋力は落ちない
③自分でも出来るようになる
①バランス改善(安定機能の回復)
足裏から骨盤、背中まで全身の整体を行い、歪んだ骨格を整えます。
最後にカサハラ式足裏バランステーピング法で、体の土台となる足裏バランスを整えることで、正しい骨格・姿勢を維持できるようにします。
②血行改善(免震機能の回復)
足裏から全身にかけて固くなった筋肉をしっかりとほぐします。
足と心臓を同じ高さに保つことで、一気に全身の血流改善を図ることが可能になります。特に足裏の血行が促進されることで脚にとって最大の役割である「免震機能」が回復するので、関節の変形や老化を防ぐことができるのです。
③環境条件改善(運度機能の回復)
外面からの環境条件としては、サラシやサポーターなどで整えます。
それを行った上で、内面からの環境条件として食事療法や癒し系・リラクゼーション療法を行うと良いでしょう。
環境条件を整えることで運動能力が回復するので「正しい歩行」が促されるので、歩行機能や柔軟性・基礎代謝・内臓機能の向上などが期待できるのです。
★固定学の重要性
本来人間は自ら損傷を治す力「自己治癒力」「自然治癒力」を持っています。
この自己治癒力・自然治癒力を最大限に発揮させる条件が「固定」や「サポート」なのです。
例えば事故で骨折した部分(=新鮮な損傷)は、固定を施せば湿布や電気、薬、サプリメントなどを与えなくても100%治ります。固定を施すことで「過剰仮骨の吸収」と「付加骨の添加」という自己治癒力が最大限に発揮されるためです。
「ケガや事故による骨折(新鮮な損傷)」と
「原因がはっきりしない骨の変形・損傷(過労性の損傷)」
はどちらも細胞損傷の事実と程度(キズの深さ)は同等であり、改善のためには自己治癒力の90%を「固定」で導く必要があるのです。
つまりどんな足の痛みにとっても、改善のためには固定を施さなければいずれは何度も繰り返してしまうということなのです。
人間は重力とのバランスを効率的に保つことで健康や美しさを維持しているので、重力とのアンバランスが原因で引き起こされた体の痛みや不調を、歳のせい・老化・動き過ぎ・スポーツのやり過ぎ・太り過ぎというのはあまりにも無責任なのです。
※固定学について詳しくは『笠原巖公式サイト【足裏天国】』内をご覧ください。
https://www.ashiuratengoku.co.jp/second-treatment-cat/g-balance/
これらの内容は医師の治療を受ける機会を奪うものではありません。医師の判断を優先され、あくまでセカンド療法の参考として下さい。
様々な足のトラブルに対し、亜急性捻挫・挫傷・骨折・脱臼・打撲・未病と判断した場合のみ施術を行っています。
【まとめ】足と健康との関係
「足裏の不安定が原因のはっきりしない痛みや体の不調を起こしている」
これを世界で初めて重力とのバランス理論で力学的に証明している。
足裏の不安定を起こす最も多い異常とは、外反母趾、浮き指(指上げ足)、扁平足である。
①外反母趾、浮き指(指上げ足)、扁平足があると重心が踵に片寄り、更に左右差を伴うため足裏が不安定になる。
②足裏の不安定を補うため、首や背骨、腰、骨盤、ひざに歪みやズレが発生する
③重心が踵に片寄っているため、踵からの過剰な衝撃波やねじれ波という介達外力が発生する。
④日々の歩行やスポーツなど環境条件により歪みやズレの大きい所に踵からの過剰な衝撃波とねじれ波が反復された為、炎症・変形・疲労骨折へと進行していく。
⑤これが原因のはっきりしない関節の痛みや心身に不調が発生する根本原因だったのである
要約すると
①足裏の不安定を補うため、体に歪みやズレが起こる
②踵からの過剰な衝撃波とねじれ波という「介達外力=有害なストレス」が発生
③不安定な足裏での骨折やスポーツ障害により、更に歪みやズレの大きい所に介達外力が強く伝わり、これの反復により原因のはっきりしない痛みや不調が起こっている。
時代の変化、ライフスタイルの変化に伴って現代人の足に外反母趾、浮き指(指上げ歩き)、扁平足が激増し足裏が不安定になっている。
足の痛みや足裏の不安定に伴って現代人が訴える関節の痛みや疾病・不調にも変化が起きている。
60年前にはあまり見られなかった事が今、現代人にとっては主流となっており、その痛みや不調とは次の3つに集約される。
足裏の不安定に伴い、現代人の主流(主訴)となっている症状
①原因のはっきりしない足、ひざ、腰、首の慢性痛や首こり、肩こり(ロコモ)
②原因のはっきりしない頭痛、めまい、耳鳴り、胃腸の不調、冷えなどの自律神経失調状態、うつ状態、パニック状態など(ニューロ)
③原因のはっきりしない、一般的に言われている生活習慣病、肥満、血圧以上、高脂血症という疾病など(メタボ)
第3の医学=重力とのバランス医療「過労性構造体医学」とは?
これからの現代医学には重力とのバランス医療(過労性構造体医学(Gバランス医療))が必要だ。なぜなら現在中心となっている医学は、原因がはっきりしている痛みや不調、病気のみにしか対応できないからだ。これに対し、重力とのバランス医療は原因不明で起こる痛みや不調、病気を解明する医学だ。
これをまとめて第3の医学と呼んでいる。実に全患者の約80%はこの原因不明、負傷の瞬間を特定できない痛みや不調、病気である。
これを解明したのが重力とのバランス医療であり、現代医学に必要不可欠となってきた。
その理由は、人間は重力とのバランスを効率的に保つことを最優先しているからで、宇宙飛行士の言葉がその裏付けとなっている。
その重力とのバランスを一番多くコントロールしている所が足裏なのである。
「重力とのバランス」とは何か?
①構造学的バランス(縦×横×高さのバランス)
縦×横×高さのバランスとは人間の土台となる足に比例している。 したがって治療は足裏から患部や全身を重力とのバランスで整え、歪みやズレを治すというバランス機能が必要である。
②過労学的バランス(時間×におけるバランスのことである)
時間×におけるバランスとは踵からの過剰な衝撃波とねじれ波という介達外力のことである。 これは時間経過と共にその破壊力が増していく。 したがって治療は患部に伝わる「過剰な衝撃やねじれ」を足裏から吸収無害化し重力に対する「免震機能」が必要である
③環境学的バランス(患部や全身に対し、環境条件を整えるバランスのことである)
環境×を整えるバランスとは、患部の環境を整える為、重力の負担度(破壊力)より安静度(治癒力)が上回る安静や固定をするということである。 したがって患部を安静固定することにより、環境条件を整え、自然治癒力(自己治癒力)を最大限に発揮させることである。
笠原巌プロフィール
外反母趾・浮き指・偏平足研究の第一人者。
50年以上の施術実績をもち、柔道整復師、カサハラフットケア整体院院長として、初検だけで、12万人以上の足と健康との関係を追求。
また、過労性構造体医学(Gバランス医療)創始者、発明家としてテレビ、雑誌、マスコミで活躍。著書多数、累計100万部突破!
足専門で50年以上の実績!「どんな足の痛みも正確な判断と正確な治療」を実践し、手術をしないで治す方法(保存的療法)の専門家!
足専門で50年以上の実績があり、初検だけで12万人以上の足を診てきたので
「どんな足の痛みも正確な判断と正確な治療」ができ、特に自分で改善できる方法を中心に指導を行っている。
手術をしないで治す【保存的療法】の専門家
■保存的療法の紹介
①基本施術
②自分で予防
医師の判断を優先され、あくまで「自分でできる未病改善」の参考として下さい。
様々な足の痛みの
原因と治し方
- 外反母趾の痛み
- 痛みはないが外反母趾
- ひどい外反母趾と痛み(足ヘバーデン「カサハラ外反結節」)
- 浮き指(指上げ足)
- 扁平足
- 小指の痛み(内反小指)
- 巻き爪・陥入爪
- 足指の疲労骨折及び変形
- 親指のしびれ感や痛み
- 第2指付け根の痛み
- 第4指付け根の痛み(モートン病)
- 第1指と第2指の間の痛み
- 指の背と指間のタコと痛み
- 指の付け根のタコ・魚の目
- 足背部の痛み(中足骨疲労骨折)
- 足の甲の痛み
- 足関節の慢性的な痛み
- 外くるぶしの膨らみ
- 足底部の痛み(足底筋膜炎)
- かかとの痛み(踵骨骨底棘)
- 内くるぶし下部周辺の痛み
- アキレス腱の痛み
- かかとに起こる激しい痛み(踵骨骨端炎)
- 舟状骨の出っ張りと痛み(有痛性外脛骨)
- すねのはりや痛み
- すね内側1/3部の痛み(過労性骨膜炎)る
- すねの中の方に重い痛み(シンスプリント)