足の痛み全般

【症状】足のむくみ・だるさ

「夕方になると靴やブーツに足が入らない」「仕事が終わって家に帰ると足がだるくて何もやる気が起きない」「すねを押してできた”へこみ”がいつまでも消えない」など、足のむくみやだるさに悩んでいる人も少なくありません。
また、足のむくみを抱えている人は顔や手、体など全身にむくみの症状が出やすいという傾向もあり、
体の疲労感が取れにくいという特徴もあります。

【原因】足のむくみ・だるさ

● 第1の原因

まず浮き指による「指上げ歩き(足指が地面に接地しない歩き方)」があります。指を上げて歩くと、すねやふくらはぎへ余分な重力の負担が加わり、長年の繰り返しで、すねやふくらはぎの筋肉に疲労が蓄積され、徐々に硬くなってしまいます。
すると下肢の筋肉が血管を圧迫します。人間の血液量の70％は下肢にあるため、圧迫により血液を心臓に送り返すポンプ作用が弱り、その結果むくみが起こるのです。

● 第2の原因

腰椎の変形・歪みと共に坐骨神経の働きが鈍り、下肢の血行不良や代謝機能の低下が起こったためです。また、長時間の立ち仕事などで腰椎がさらに圧迫されて代謝が悪くなるのです。

● 第3の原因

長時間のデスクワークなどで、もも（大腿部）の後面が椅子で圧迫され、下半身の血行が悪くなるということも原因の一つです。

【改善策】足のむくみ・だるさ

施術で治す場合

施術では電気療法や専用マッサージ器（フットバイター）・手技により足裏から緊張をほぐし、全身の血行を促します。特に、悪い歩き方により緊張したアキレス腱を、押圧することですね・ふくらはぎの緊張をほぐし、足先から心臓へ血液を送り返すポンプ作用を高めて血行促進を行います。
最後は「足裏バランステーピング法」で土台となる足裏のバランスを整え「ねじれ歩行」や「指上げ歩き」を改善させます。
また、足の冷え・むくみがある人は腰が悪くなっている場合が多いので、サラシ包帯で股関節の「大転子」を固定する場合もあります。

自分で治す場合

テーピングの代わりとなるテーピング靴下を用いるなどで、足裏のバランスを整えて踏ん張る力をつけることが必須です。

外反内反くつ下（３本指テーピングタイプ）

脱ぎ履きしやすい足首丈で、初めての方にもおすすめです。 ３本指と甲部分に編み込まれた２本のテーピング機能で、外反母趾・浮き指・扁平足など不安定な足裏のバランスを整えます。 すね・ふくらはぎを引き締めるには、まず土台となる足裏のバランスを整えることが大切です。

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また、腰・骨盤のゆがみを整えるために骨盤用「ココベルト」の利用をおすすめします。

ココベルト１７

両手を入れるポケット付きだから、力の弱い方でも強力に骨盤と股関節をサポート！ 股の間が開き、ももが出っ張る「股関節のＯ脚」に。 股関節の痛みや腰痛対策にも最適。 ベルトがどこでもつくので、サイズ幅もあり、微調整ができて便利。

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靴の中には人工筋肉素材の「免震インソール」を入れることで、歩行時に地面から伝わる「過剰な衝撃波とねじれ波」を防くので、足の痛み予防につながります。

免震インソール

かかとの柔らかさに近づけた「人工筋肉素材ソルボ」の優れたクッション性。 外反母趾・浮き指・扁平足など不安定な足裏から伝わる、過剰な衝撃とねじれを吸収無害化し、足・ひざ・腰・首を守ります。 痛みのある方や足裏にタコがある方、ウォーキングなどよく歩かれる方などにおすすめです。

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更に、疲労して硬くなった下肢の筋肉（すねやふくらはぎの筋肉）を自宅でほぐすには、専用の脚まくらを１０分位使用し、アキレス腱の緊張を緩める方法が最適です。手に入らない場合は、これに似たものを数枚のバスタオルを硬く丸めて作ることができます。

脚スッキリまくら

脚のむくみ、脚のだるさ、足の冷えなどのトラブル対策に。 正座をして約１０分、重い脚がスッキリ。手軽でカンタン！ 体重による押圧効果でアキレス腱から脚全体の緊張をほぐし、血行を促します。 更に、骨盤のゆがみや背中のハリを解消できるストレッチも兼ねられる便利な枕です。

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また、就寝時に足を心臓の3倍くらいの高さに保ってドッグブレス呼吸法を行うことも有効です。下肢に溜まった血液を効率的に循環させる手助けになります。

また、自宅では足指の可動域を広げるグーパーリハビリ運動を行います。毎日片足5分ずつ、翌日に痛みが残らない程度に行います。