すねのはりや痛み
笠原先生による解説
【症状】すねの張りや痛み
「すねの筋肉が張ったり、時々痛む、しびれたりする」「足が重い、だるい、疲れ易い」、「段差につまずきやすい」「脚がむくむ」といった状態です。
また、足先を背屈させるとすねのところが力こぶのようにもり上がる人もいます。
足が太く見えたり、筋肉が力こぶのようになることもある。
【原因】すねの張りや痛み
外反母趾や指上げ足(浮き指)を長年続けていると、足指の力が衰えてしまい、歩くときにつまづかないようにと無意識の内に足先を上げて歩く「指上げ歩き」の悪い癖がついてしまいます。
指を上げて歩くと、すねの筋肉に負担がかかり、重心がすねの前頚骨筋へ集中することにより、歩行時にすねの筋肉をより疲労させてしまいます。
更に、外反母趾や指上げ足(浮き指)があると、足先が外方向へ流れる「ねじれ歩行」をしてしまいます。ねじれ歩行により、すねをはさんでその上下で雑巾しぼりのように相反するねじれのストレスも加わり、すねの疲労が倍増され、筋肉は緊張して硬くなり、神経を麻痺させます。特に、テニスやバトミントンなど横方向で激しく動くスポーツやゆるい靴を履くなどにより、靴の中で足が滑るのを防ごうとして、すねの筋肉により負担が加わって発生することが多いのです。また、靴が小さすぎても同じことが起こることがあります。
すねの張りが強い人には外反母趾・内反小趾・浮き指がある
つまり、足先を無意識のうちに上げて歩いたり、スポーツをするためにすねに余分な負担が繰り返されたことが原因なのです。
【改善策】すねの張りや痛み
施術で治す場合
極度の筋肉疲労のため、テーピングで足裏のバランスを整えて指を使って歩けるように促すことで、すねへの余分な負担を軽減させます。更に、3裂のサラシ包帯を1/2本巻き、その上から伸縮性包帯を幅広く巻きます。通常は、約1カ月前後で良好に向かいます。指を使って踏ん張って歩くことで、すねへの余分な負担を取り除くことがポイントです。
自分で治す場合
自分で治す! すねの張りや痛み改善セット
自分でできる『足の痛み治療』は、足裏のバランスを整えることがポイント!
自宅でカンタンに!
足裏のバランスを整え、さらにすねをサポート!
- ● 痛みが軽度の場合や、サラシを巻くのが難しい場合にはこちらの方法がおすすめ!
- ● 自宅や外出先では足裏のバランスを整える「3本指テーピング靴下」を履きましょう
- ● 更に、クッション性バツグンの「免震インソール」で衝撃とねじれを吸収無害化することも重要ポイント!
サイズ調整できるのでどんな靴にもフィットします!
仕事や外出時に!!
地面からの過剰な衝撃とねじれを吸収無害化
価格4,800円(税別)
テーピングの代わりとなるテーピング靴下を用いるなどで、足裏のバランスを整えて踏ん張る力をつけることも大切です。施術では足首にサラシを巻きますが、自分で巻くのが難しい場合は「ヒールロックサポーター」を靴下の上から着用します。
外反内反くつ下(3本指テーピングタイプ)
ヒールロック足首サポーター
このサポーターは、かかとを左右からロックすることで動きを止めて足首を補強します。
※この商品は1個入り、左右兼用です。
靴の中には人工筋肉素材の「免震インソール」を入れることで、歩行時に地面から伝わる「過剰な衝撃波とねじれ波」を防くので、足の痛み予防につながります。
免震インソール
また、自宅では足指の可動域を広げるグーパーリハビリ運動を行います。毎日片足5分ずつ、翌日に痛みが残らない程度に行います。(強めに行うのが効果的)
医師の判断を優先され、あくまで「自分でできる未病改善」の参考として下さい。
様々な足の痛みの
原因と治し方
- 外反母趾の痛み
- 痛みはないが外反母趾
- ひどい外反母趾と痛み(足ヘバーデン「カサハラ外反結節」)
- 浮き指(指上げ足)
- 扁平足
- 小指の痛み(内反小指)
- 巻き爪・陥入爪
- 足指の疲労骨折及び変形
- 親指のしびれ感や痛み
- 第2指付け根の痛み
- 第4指付け根の痛み(モートン病)
- 第1指と第2指の間の痛み
- 指の背と指間のタコと痛み
- 指の付け根のタコ・魚の目
- 足背部の痛み(中足骨疲労骨折)
- 足の甲の痛み
- 足関節の慢性的な痛み
- 外くるぶしの膨らみ
- 足底部の痛み(足底筋膜炎)
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- 内くるぶし下部周辺の痛み
- アキレス腱の痛み
- かかとに起こる激しい痛み(踵骨骨端炎)
- 舟状骨の出っ張りと痛み(有痛性外脛骨)
- すねのはりや痛み
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