浮き指(指上げ足)
笠原先生による解説
外反母趾の症状について
【症状】浮き指
指上げ足(浮き指)の特徴は、指の付け根が指の代わりをし、指が地面に接地しない状態です。
親指を甲側に押してみると、90度以上反ってしまうのが指上げ足(浮き指)の世界基準となります。
現代病というほど激増しているのにも関わらず、外反母趾のように見た目だけでは判断がつかないため、その重大さに気付かない人が多いのです。
指が浮いていると、指の付け根とかかとの2点で体重を支えることになり、重心がかかとに乗っていることになります。すると、地面からの衝撃を吸収しきれずに、かかとからストレートにひざ・腰・首へと伝えてしまいます。
これが気付かないうちに何年・何十年と繰り返されると、負傷した覚えがないのにある日突然痛みが出たり、検査したら骨が変形していたなどといったことになるのです。
実際、外反母趾よりも身体の上部に悪影響を及ぼすこともあるということを知らなければなりません。
【浮き指と体の不調】
30代 女性
浮き指とアキレス腱の痛み・
腰痛・首の痛み
30代 女性
浮き指とパニック症
40代 女性
浮き指と首こり、頭痛、
めまい、冷え、腰痛、
胃腸障害
20代 女性
浮き指と足裏のタコ・
首の痛み・めまい
50代 女性
浮き指とひざ痛・
腰痛・頭痛
30代 男性
浮き指と自律神経失調状態・
パニック症
20代 女性
浮き指と腰痛、首こり、
うつ状態
20代 女性
浮き指とタコ、首の痛み、
めまい
10代 女子
子どもの浮き指と
側弯症、肩こり
【原因】浮き指
歩き始めの頃から裸足で歩く機会が少なく、また砂利道など障害のある場所を歩くこともないので、足裏に刺激を受けて”踏ん張る”ということを記憶できないのです。
その上で、成長してからも大きめのスニーカーやスリッパなどのつっかけを履くようになると、脱げないようにと足指をひっかけて歩くことにより、ますます足指の踏んばる力が必要性を感じずに、次第に浮いてきてしまうのです。
【改善策】外反母趾の痛み
施術で治す場合
放っておくと、足裏などにタコができてしまったり、更には歩く度に地面からの突き上げを多く受けるため、ひざや腰、首の痛みや身体の不調にまで及んでしまうので早めの対応が必要です。
自分で治す場合
仕事や外出時に!!
地面からの過剰な衝撃とねじれを吸収無害化
- 【特徴】
- ● 滑りにくい素材で日常ウォーキングにおすすめ。人工筋肉素材「ソルボ」の心地良いクッション性で、地面から繰り返される過剰な衝撃とねじれを吸収無害化し、足・ひざ・腰・首を守ります。かかと7mm厚型タイプ。
価格4,800円(税別)
ご自分での予防法は、カサハラ式足裏バランステーピング法や、テーピングに代わる3本指テーピング靴下などで足裏のバランスを整えて、緩んだ足裏のアーチを再生し、足指を踏ん張って歩くことで、足底筋群を鍛えます。
外反内反くつ下(3本指テーピングタイプ)
3本指テーピング靴下を履きながら、またお風呂に入りながらグーパーリハビリ運動を行い、親指が踏ん張れるよう可動域を広げます。
- ・靴の中には免震インソールを入れることでできるだけクッション性を保ち、身体の上部へ負担がかからないように防ぎます。
- ・また、子供や足・ひざ・腰・首の痛みや不調がない場合は、足つぼ天国インソールで足裏を適度に刺激して踏ん張るための反射を促すこともお勧めです。
免震インソール
浮き指については「浮き指専門サイト」でも詳しく解説していますので参考にして下さい。
医師の判断を優先され、あくまで「自分でできる未病改善」の参考として下さい。
様々な足の痛みの
原因と治し方
- 外反母趾の痛み
- 痛みはないが外反母趾
- ひどい外反母趾と痛み(足ヘバーデン「カサハラ外反結節」)
- 浮き指(指上げ足)
- 扁平足
- 小指の痛み(内反小指)
- 巻き爪・陥入爪
- 足指の疲労骨折及び変形
- 親指のしびれ感や痛み
- 第2指付け根の痛み
- 第4指付け根の痛み(モートン病)
- 第1指と第2指の間の痛み
- 指の背と指間のタコと痛み
- 指の付け根のタコ・魚の目
- 足背部の痛み(中足骨疲労骨折)
- 足の甲の痛み
- 足関節の慢性的な痛み
- 外くるぶしの膨らみ
- 足底部の痛み(足底筋膜炎)
- かかとの痛み(踵骨骨底棘)
- 内くるぶし下部周辺の痛み
- アキレス腱の痛み
- かかとに起こる激しい痛み(踵骨骨端炎)
- 舟状骨の出っ張りと痛み(有痛性外脛骨)
- すねのはりや痛み
- すね内側1/3部の痛み(過労性骨膜炎)る
- すねの中の方に重い痛み(シンスプリント)