足と首の異常が原因となる
「自律神経失調状態」「うつ状態」
近年、「自律神経失調症」や「うつ」と診断され医療機関に通っている方が激増しています。
しかしその症状を良く理解していない人が多いのです。
・自律神経失調症とは、体をコントロールする自律神経が誤作動を起こすことで発生する様々な症状の総称です。
「便秘と下痢」
「過食症と拒食症」
「胃腸障害」
「不眠症と過眠症」
「頭痛やめまい、たちくらみ、耳鳴り」
「パニック症」
「メニエール症」
「多汗症と無汗症」
「高血圧と低血圧」
「不整脈」
「慢性疲労」
「橋本病とバセドウ病など甲状腺の異常」
「糖尿病」
「痛風」
「喉のつかえ・ドライマウス」
「ドライアイ」
「生理不順・ひどい生理痛」
「更年期障害」
「性機能低下(精力減退・EDなど)」
非常に数多くの症状が、自律神経によってコントロールされていることが分かると思いますが、全ては体の交感神経と副交感神経のバランスが上手く取れなくなっているからなのです。
実際にこれだけ医学が進歩したにも関わらず、自律神経失調状態はよく分からない、それどころか逆にその数は増え続け、子どもから大人まで幅広く見られます。
その理由は、人間の土台である足から診ないから本当の原因が分からない、そして原因が分からないから治せない、予防も出来ないということになっているのです。
・また、深刻なのは「うつ」です。
従来「うつ」とは『大うつ』や『真性うつ』と呼ばれる精神疾患が関係するものを指し、主に気分症状(うつ症状)だけが強く現れるという特徴でした。
しかし近年ではこれとは別の『軽症うつ』『非定型うつ』と呼ばれ、気分症状(うつ症状)と身体症状(痛みや不調)が同時に現れる特徴がでてきました。
実際に医療機関で「自律神経失調症」や「うつ」と診断され、当フットケア整体院に来院した患者さんの足を診ると、約90%に外反母趾・浮き指・扁平足など足裏の異常が見られたのです。
つまり足裏の異常が原因となり、首を痛めたことによる「自律神経失調状態」、「足頚性うつ状態」といえるのです。
外反母趾・浮き指・扁平足があると、重心がかかとへ片寄り、左右差を伴うため、足裏が不安定になりますが、この不安定を首が補った場合、首に異常が起こり、自律神経が誤作動を起こしてしまうのです。
首の異常とは、首と頭蓋骨との接続部、主に頸椎一番に起こるゆがみ(ズレ)変形・狭窄・骨棘(トゲ)・微細な疲労骨折のことです。
X線やMRIなどの画像診断では見つけられない炎症や、液状のカルシウムが流れ出してまわりの筋肉や神経を刺激するのです。
首の不調は、周囲の筋肉を硬直させ、脳からの情報伝達不良を引き起こします。その結果体を安定させる自律神経に誤作動が起こり、様々な不調の原因となってしまうのです。
今の治療だけではなかなか良くならない、希望を見いだせないという方は、セカンド療法としてぜひ、足と首を守る治療法を実践していただきたいと心から願っています。
医師の判断を優先され、あくまで「自分でできる未病改善」の参考として下さい。
様々な足の痛みの
原因と治し方
- 外反母趾の痛み
- 痛みはないが外反母趾
- ひどい外反母趾と痛み(足ヘバーデン「カサハラ外反結節」)
- 浮き指(指上げ足)
- 扁平足
- 小指の痛み(内反小指)
- 巻き爪・陥入爪
- 足指の疲労骨折及び変形
- 親指のしびれ感や痛み
- 第2指付け根の痛み
- 第4指付け根の痛み(モートン病)
- 第1指と第2指の間の痛み
- 指の背と指間のタコと痛み
- 指の付け根のタコ・魚の目
- 足背部の痛み(中足骨疲労骨折)
- 足の甲の痛み
- 足関節の慢性的な痛み
- 外くるぶしの膨らみ
- 足底部の痛み(足底筋膜炎)
- かかとの痛み(踵骨骨底棘)
- 内くるぶし下部周辺の痛み
- アキレス腱の痛み
- かかとに起こる激しい痛み(踵骨骨端炎)
- 舟状骨の出っ張りと痛み(有痛性外脛骨)
- すねのはりや痛み
- すね内側1/3部の痛み(過労性骨膜炎)る
- すねの中の方に重い痛み(シンスプリント)