舟状骨の出っ張りと痛み
(有痛性外脛骨)
笠原先生による解説
【症状】舟状骨の出っ張りと痛み
足底の踵に近いところが、歩き始めや歩いているときにピリピリと痛む症状です。
足の指を上に反らしたときにも同じような痛みが発生し、急なスポーツの最中や、固い靴を長時間履いた後にも良く起こります。
患部を強く圧迫すると限局性の痛みがあるのですぐわかります
【原因】舟状骨の出っ張りと痛み
↓舟状骨が内くるぶしより出っ張っている!
外反母趾や指上げ足(浮き指)など足指が踏ん張れていないと、足先が外方向に流れたねじれ歩行になり、足裏が外側を向き、体重が内くるぶしの下側の骨(舟状骨)に集中してしまい、防御反応で過剰仮骨が出て骨が出っ張ってしまいます。ひどい場合は、内くるぶしの骨より出っ張ってしまう場合もあります。「外反足」傾向にある人に起こりやすいです。
【改善策】舟状骨の出っ張りと痛み
施術で治す場合
通常、ラバーパットや厚紙副子などのクッション素材をその部分に当て、上からサラシによる圧迫包帯を続けることで軽減されます。状態にもよりますが、3~6ヶ月位の継続が必要です。
比較的症状(痛み)が軽い場合は、痛みの無い場合のテーピング法で重心を正しい位置に戻し、3点歩行を促してかかとにかかる負担を軽減させます。
また、足首が不安定な場合は、痛みの有る場合のテーピングの後にサラシ包帯を使い足首を無重力状態に近づけ、かかとにかかる負担を軽減させていきます。
自分で治す場合
自分で治す! 舟状骨の出っ張りの痛み改善セット
自分でできる『足の痛み治療』は、足裏のバランスを整えることがポイント!
自宅でカンタンに!
足裏のバランスを整え、さらに足首サポート!
- ● 簡単に、今すぐ自分でケアしたい方におすすめ。
- ● 自宅や外出先では足裏のバランスを整える「3本指テーピング靴下」を履きましょう。
- ● また、自宅では「テーピング靴下」の上から「筒型サポーター」を装着するのがおすすめ!
- ● さらに、クッション性抜群の「免震インソール」で衝撃とねじれを吸収無害化することも重要ポイント!
サイズ調整できるのでどんな靴にもフィットします!
仕事や外出時に!!
地面からの過剰な衝撃とねじれを吸収無害化
価格4,800円(税別)
★靴下とヒールロックサポーターの併用が◎
テーピングの代わりとなるテーピング靴下を用いるなどで、足裏のバランスを整えて踏ん張る力をつけることも大切です。施術では足首にサラシを巻きますが、自分で巻くのが難しい場合は「ヒールロックサポーター」を靴下の上から着用します。
外反内反くつ下(3本指テーピングタイプ)
ヒールロック足首サポーター
このサポーターは、かかとを左右からロックすることで動きを止めて足首を補強します。
※この商品は1個入り、左右兼用です。
靴の中には人工筋肉素材の「免震インソール」を入れることで、歩行時に地面から伝わる「過剰な衝撃波とねじれ波」を防くので、足の痛み予防につながります。
免震インソール
また、自宅では足指の可動域を広げるグーパーリハビリ運動を行います。毎日片足5分ずつ、翌日に痛みが残らない程度に行います。
(強めに行うのが効果的)
医師の判断を優先され、あくまで「自分でできる未病改善」の参考として下さい。
様々な足の痛みの
原因と治し方
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