【まとめ】足と健康との関係
「足裏の不安定が原因のはっきりしない痛みや体の不調を起こしている」
これを世界で初めて重力とのバランス理論で力学的に証明している。
足裏の不安定を起こす最も多い異常とは、外反母趾、浮き指(指上げ足)、扁平足である。
①外反母趾、浮き指(指上げ足)、扁平足があると重心が踵に片寄り、更に左右差を伴うため足裏が不安定になる。
②足裏の不安定を補うため、首や背骨、腰、骨盤、ひざに歪みやズレが発生する
③重心が踵に片寄っているため、踵からの過剰な衝撃波やねじれ波という介達外力が発生する。
④日々の歩行やスポーツなど環境条件により歪みやズレの大きい所に踵からの過剰な衝撃波とねじれ波が反復された為、炎症・変形・疲労骨折へと進行していく。
⑤これが原因のはっきりしない関節の痛みや心身に不調が発生する根本原因だったのである
要約すると
①足裏の不安定を補うため、体に歪みやズレが起こる
②踵からの過剰な衝撃波とねじれ波という「介達外力=有害なストレス」が発生
③不安定な足裏での骨折やスポーツ障害により、更に歪みやズレの大きい所に介達外力が強く伝わり、これの反復により原因のはっきりしない痛みや不調が起こっている。
時代の変化、ライフスタイルの変化に伴って現代人の足に外反母趾、浮き指(指上げ歩き)、扁平足が激増し足裏が不安定になっている。
足の痛みや足裏の不安定に伴って現代人が訴える関節の痛みや疾病・不調にも変化が起きている。
60年前にはあまり見られなかった事が今、現代人にとっては主流となっており、その痛みや不調とは次の3つに集約される。
足裏の不安定に伴い、現代人の主流(主訴)となっている症状
①原因のはっきりしない足、ひざ、腰、首の慢性痛や首こり、肩こり(ロコモ)
②原因のはっきりしない頭痛、めまい、耳鳴り、胃腸の不調、冷えなどの自律神経失調状態、うつ状態、パニック状態など(ニューロ)
③原因のはっきりしない、一般的に言われている生活習慣病、肥満、血圧以上、高脂血症という疾病など(メタボ)
医師の判断を優先され、あくまで「自分でできる未病改善」の参考として下さい。
様々な足の痛みの
原因と治し方
- 外反母趾の痛み
- 痛みはないが外反母趾
- ひどい外反母趾と痛み(足ヘバーデン「カサハラ外反結節」)
- 浮き指(指上げ足)
- 扁平足
- 小指の痛み(内反小指)
- 巻き爪・陥入爪
- 足指の疲労骨折及び変形
- 親指のしびれ感や痛み
- 第2指付け根の痛み
- 第4指付け根の痛み(モートン病)
- 第1指と第2指の間の痛み
- 指の背と指間のタコと痛み
- 指の付け根のタコ・魚の目
- 足背部の痛み(中足骨疲労骨折)
- 足の甲の痛み
- 足関節の慢性的な痛み
- 外くるぶしの膨らみ
- 足底部の痛み(足底筋膜炎)
- かかとの痛み(踵骨骨底棘)
- 内くるぶし下部周辺の痛み
- アキレス腱の痛み
- かかとに起こる激しい痛み(踵骨骨端炎)
- 舟状骨の出っ張りと痛み(有痛性外脛骨)
- すねのはりや痛み
- すね内側1/3部の痛み(過労性骨膜炎)る
- すねの中の方に重い痛み(シンスプリント)